恐怖体験

2004/02/16 in 奇怪な体験談


 週明けにまた別の面接があるので、昔の私のWebサイトの日記でも(笑


 実際に私が体験した事ですが、自サイトからの転載…という事で引用にしておきます。なお、内容はコピペなので、口調なども当時のままです。

 それは、2004年2月16日・午前4時頃に起きた。
正確には、夜更かししての15日の延長線上で起きたことだ。では時間を遡ろう。


 …昨日15日は、いつもの様に学校帰りに買い物をして、それから家路に着いた。
電車の中で買った物を色々と漁り、家に着くと時刻はもう17時。


最近寝不足が続いていたので、とりあえず休息。起きると19時。


 PCを立ち上げ、借りたDVD(全部映画館で一度見ている)『デアデビル』『MIB2』『BLACK DIAMOND』『SPIDER-MAN』『小林サッカー』『ターミネーター3』をエンコ。
 その間に風呂に入ってさっぱりして、『100質』に答えたり『精神判断』のサイト巡りしたりして…、エンコが終わるまでの時間を潰した。6作品の動画エンコードで丁度2時間掛かり、遅めの夕食を摂ると21時半に。



 その後、約1年ぶりぐらいのM.U.G.E.N(10414)をやって、ふと公式HPに行ってみると、何故か閉鎖していた。 調べると、どうも…未だに10414が最新版(DOS版の場合)らしく、「Win版はまだか…」と思っていると、[WINMUGEN]なるものが 出回っている事を知り…それを神速でゲトー。
色々と触ってみると、なんとキャラが2人しか追加出来ない事が判明(泣)


 所持している450近くのキャラから2人を選べと!? ……横道に逸れた、話を戻そう。
そんなこんなでMUGENに2時間を費やした。日付は変わり16日、0時弱。


 それから、しばらくやっていなかったPCの最適化をしながら買った文庫を読み、読み終わって他の書籍も読んだ。 しばらくしてから適当に切り上げて、ふと気付くと2時過ぎ…。循環サイト巡りをしたら3時弱。


 身支度をすると…流石に目の疲れを感じ、もう寝る事にした。
近頃は寝不足だったのと、PCに張り付きっ放しだった所為か…アッという間に意識は無くなった。 時刻は、3時20分前後だった。



 それから、一体どれくらい時間が経ったのか…いつの間にか意識は戻っていた。
その時は横向きになって寝ていたので、目を開けるだけで時計が見えた。時刻は『午前4時14分』。


 時計の表示がデジタルだった事で、夜である事は間違いなく、すぐに目を閉じた。
そして、なんとなく体制を変えようとした、その時……体の異変に気が付いた。


動かそうとしても、何故か体が動かない。


 …と、その事がスイッチだったかの様に、突然体が痙攣を始めた。
小刻みに揺れるなんて、生やさしいレベルではない。地震の真っ直中の様な…激しい痙攣だった。


 その痙攣に困惑しつつ、何とかしようとしたその時…今度は自分の上の方で、(右向きで横になって寝ていたから、自分の上は左側) 何らかの気配が段々と大きくなる。
気配の事自体を、最初は気の所為かと思っていたが、この時点で確信に近づいた。
 この時部屋の中では、何も音は出ていなかった。


 気配が大きくなるにつれて、額から脂汗が大量に流れ出た。
同じベンチに、幼児一人を挟んで座っているぐらいの距離。
ここまでで、目が覚めて1分30秒ほどは経ったのではないだろうか…。


 相変わらず体は動かず…それどころか、痙攣も続いている。
気配はどんどん大きくなり、それにつれて汗も増えていく。やはり音はしていない。
この時は、約3分以上は経っていたと思う。


 もはや、人が居るとしか思えぬ程の、確実に何かの気配を感じた時…このままではいけない!!…本能的にそう思い、渾身の力を込めて上体を起こし、同時に目も開けた。 目が覚めてから、もう4,5分は経っていたと思う…


…………何も見えない。
………何も感じない。
……何も居ない…だと……?…。


時刻を確認すると…『午前4時16分』…まだ2分しか経っていなかった。


 体を起こす、その直前まで確かに感じていた、大人1人程の大きさの何かの気配…それが綺麗サッパリ消えていた。非常に気味が悪い。当たり前の事だが…気配が瞬時に消える事などあり得ないからだ。


 …しかし、それが現実に起こった…気味が悪くない筈が無い。
ましてや、その存在が瞬時に消えたなど…。




 ……恐ろしい体験だった。
この様な体験は全く初めてで、金縛りすら一度も経験した事が無い。
もしや、初めての金縛り♪…だったのだろうか…?
しかし読んで分かる通り、これは金縛りにしては妙な部分が多い…。


 金縛りとの共通点は“体が動かない” この一点のみかと思う。
金縛りは……寒くもないのに、突然凍える様に激しく震え…基、体が痙攣し、暑くもないのに、突然大量に汗をかくのだろうか?
…更に、結果的には短時間で体も動いたのだ…。


 レム睡眠に入り、体が眠ってすぐの時に、目が開いて意識が戻るのが金縛りだった筈。
レム睡眠時…つまり、体が眠って脳が起きている時に近い状態、に脳だけが起きても体は動かせない。 脳だけ起きて意識が有る、一般的にはこの状態を[金縛り]と言うのではなかったか…。


 金縛り状態時は、上記の理由から…体が起きるまで時間が掛かる筈だ。
無理矢理にでも、眠っている体が覚醒するのには6,7分は必要だった筈である。
…となると、目が覚めた時には動かなかった体が、たった2分後には動く様になった…このケースも金縛りである、とは考えにくくはないか…。


 …かと言って、それ以外には思い付かない。
自分は霊感なども低い筈だ。霊なども一度も見た事は無い。


 やはり金縛りか…? 眠ってから最初に来るレム睡眠は、約5分で終わる。
以降のレム睡眠は、10分・15分と長くなっていき、金縛り発生率が格段に下がる。
最初のレム睡眠で約3分目程に目が覚めたと考えれば、たった2分で動けたのも納得出来る。
 …しかしながら、この体験は眠ってから約1時間後の出来事だった。
眠ってから約1時間後と言えば、深いノンレム睡眠の筈である…。


 この年になって、霊感に目覚めたのか…或いは、特殊例外的な金縛りなのか…。後者の方が現実味が有るし、自分としても…どちらかが答えであるのなら、後者であって欲しい。…霊など見たくは無い。


なにはともあれ、楽しい事ではない。これが最初で最後だと良いのだが…。